面接が苦手で大嫌いです
公務員試験では面接試験を重視する傾向にありますが、一方で面接試験が大嫌いという受験生も多いようです。
公務員試験はまずは筆記試験を集中的に行っていきますので、後で対策をしなければならない面接試験と言うのは余計に厄介なものなのでしょう。また、多くの人は、面接試験に対して良い印象を持っていませんし、そもそも面接試験は筆記試験ほど多く経験しているものではありませので、免疫もできていません。
また、筆記試験ほど評価の基準も明確ではなく、「何を根拠に合格することができるのか不明確」という点でもなかなか割り切りにくいものです。
しかし、公務員はコミュニケーション能力を中心とする「人柄」がその職務遂行において重要になるからこそ面接試験が設定されていることを考えると、面接試験を避けて通ることはできないのです。
面接試験が好きな受験生はいないと割り切る
結局のところ、面接試験が好きな受験生はいません。
そして、面接試験を好きになる必要もありません。面接試験が苦手だからといって合格できないということはありませんし、好きだからと言って合格することができるという関係性もありません。
好きであるか、嫌いであるかということが重要なのではなく、面接官に「公務員として向いている」ことをアピールさえできればそれで合格することができる、それが面接試験の実態です。
別の言い方をすれば、公務員になりたいのであれば、好きだろうが嫌いだろうが面接試験を避けて通ることはできないということです。面接試験は公務員になるための「儀式」であると割り切ったほうが良いでしょう。
その儀式を乗り越えるためには、好き嫌いよりも、公務員らしいかどうかの方が大切であるということです。
だからこそ、面接対策をして公務員向きの自分を作る必要がある。これは、公務員になってからも必要なことだということができます。
面接が嫌いだと思っている受験生のほとんどは、面接官を敵対視しています。しかし、面接官は敵ではありません。今後、あなたの上司になり得る人が面接官役をやっているのです。
だからこそ、面接官をもっと身近に感じても良いのです。
試験をさせられていると考えてしまうと辛いかもしれませんが、公務員試験を受けさせてもらっていると考え方を変えることで少し違った切り口で面接試験を捉えることができるようになるはずです。
誰でも自分のことを内面や外見など、頭以外で評価されるというのは抵抗のあるものです。しかし、それが公務員になるために必要であるならば「やる」しかありません。
好き嫌いではなく、自分にとっても意味があるから面接試験を受験している。
もっと面接試験を割り切ってみたらどうでしょうか。
- (1) 面接カードの事前提出
- (2) 面接試験の服装
- (3) 質問に対する回答暗記
- (4) 面接が苦手で大嫌い
- (5) 面接試験で極度に緊張
- (6) 成果が実感できない
- (7) 面接官で合否が変わる?
- (8) 社会人は学生より不利?
- (9) 記入するネタがない
- (10) 昨年不合格でトラウマ
- (11) スムーズに話せない
- (12) 沈黙が怖くて焦る
- (13) 覚えていない質問の対応
- (14) 面接試験は運で決まる
- (15) 自己主張が不得意
- (16) 志望動機が思いつかず
- (17) 本番で質問内容がよく聞き取れなかった時はどうする?>
- (18) 試験の併願先は正直に言うべきでしょうか
- (19) 面接の際にジェスチャーって必要ですか
- (20) 控え室での待機中、寝てたり話してたりして良いの
- (21) パニック!面接中に頭が真っ白になった場合どうする?
- (22) 二次面接と三次面接って個別面接でも評価項目とかが違うの?
- (23) 本番の面接で机が置かれている場合の対応について
- (24) 「最後に言いたいことはありますか」ってどうすれば?
- (25) 面接試験の順序って早い遅いで有利不利はあるんでしょうか
- (26) 面接官と盛り上がったのに不合格って何かの間違いでは…
- (27) 面接時間の長さは合否に影響するのでしょうか
- (28) 「何か質問はありますか」は何を聞けば良いの?
- (29) 面接時の姿勢(視線)はどうするのが良いのでしょうか
- (30) 第二志望のところで志望順位を聞かれた場合にはどうする
- (31) 筆記試験は合格するのに面接試験でいつも落ちるのは?
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