どの面接官になるかによって合否が変わる?

面接官もいろいろなパターンの面接官がいます。

やさしい面接官もいれば、やけに揚げ足を取るような質問ばかりする面接官や、なんだか知らないけれど面白くないような素振りで冷たい感じの面接官、声が小さくて何を言っているのかわからない面接官、ニコニコしている面接官。

やさしい面接官に当たればラッキーですし、嫌な面接官に当たればアンラッキー、と考えられます。

しかし、やさしい面接官だから評価が甘いということはありません。話しやすいということはあるかもしれませんが、評点はシビアかも知れません。

あるいは、やたら揚げ足をとるような質問ばかりしてくる面接官は実はそれが演技であって、本当は非常にやさしい面接官かも知れません。冷たいような印象の面接官が採点が甘いこともあるかも知れません。

面接官の性格はさまざまですが、それによって評点が異なるということは基本的にはありません。もちろん、面接官も人ですから、若干の誤差はあるでしょうが、やはりどの面接官も同一の受験生に下す点数はそれほど差が出ません。(つまり、高い評点が付く受験生には例外なく全ての面接官が高い評点をつけるなどブレは少ない)

面接官は選べない

社会にでるとよく言われるのが、「上司は部下を選べるが、部下は上司を選べない」というものがあります。面接試験もまさにこれと同じで、面接官は受験者を選ぶことができるが、受験者は面接官を選ぶことはできません。(もちろん、面接官が受験者を選ぶということも現実的には行なわれていません。面接官が受験者を選ぶことの意味は何らありません)

通常の面接試験では、面接官は3人程度で実施されます。そして、この3人は個性が異なっており、「やさしい」「細かい」「冷たい」など、面接官のタイプを上手く組み合わせたパーティーとなっています。

であれば、どの面接官にあたるかということを考えること自体が無意味であるということが分かります。

つまり、全受験生がある程度同じような面接官と相対するということになるからです。

また、それによって評点が大きく変わるということもないとすれば、結局は自分の心の持ちようだけだということです。

優しい面接官だから有利というわけではありません。むしろ、こちらも気を許してしまい、ついつい若者言葉を発してしまうということがあるかも知れません。逆に、怖そうな面接官であれば、適度な緊張感を維持しながら割りとスムーズに面接を乗り切ることができるかも知れません。

どの面接官のタイプが良いとは一概に言えないのです。

ですから、面接官によってどうこうというのはあくまでこちらがどう解釈するかによって変わってしまう、ということです。

どんなタイプの面接官であっても、冷静にいつもの自分で面接を行うことが最も重要なのです。

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