沈黙が怖くて話すことに焦ってしまいます

ただでさえ緊張している面接試験。

そこに焦りが加わると、頭が真っ白になることもあるでしょうし、自分でも訳が分からなくなってしまうという危険性があります。

面接試験は、面接官と受験生とのコミュニケーションであり、コミュニケーションはキャッチボールだということもできます。

面接官が投げたボールを受験生が受け取り、受験生が質問に回答することでボールを面接官に投げ返す。そのボールを面接官が受け取り、また受験生に質問という形で投げ返す。

この繰り返しが面接試験であるといえるでしょう。

常に速攻でボール(質問の回答)を返す必要はない

面接試験をキャッチボールと同じように考えるとしたら、適切なリズムでのボールのやりとりが望まれます。

早すぎず遅すぎず。

早いとお互いに対応が苦しくなるし、遅いとイライラが募ってくる。

現実のキャッチボールを考えてみれば、上手くミットにボールが入ればすぐに返すこともあるだろうし、時にミットからボールがこぼれて拾いに行ったりすれば返球は遅くなる。しかし、そういった返答のズレを楽しみながら、適切なリズムとなるのがキャッチボールであるともいえます。l

面接試験も同じことです。早く回答することがあっても、ゆっくり回答することがあってもいい。時に考えることがあっても良いし、沈黙があっても構わないのです。

焦って何を言っているのか分からないような返答をするよりも、スローだけど直球を投げたほうが面接官はボールを拾いやすいでしょう。

あなたが考えるほど面接官はせっかちではないし、ロボット的に安定したスピードやリズムを求めているわけではない。

恋愛関係にある人同士には、最適なコミュニケーションができているといえますが、その場合であっても常に一定の速度でキャッチボールが行なわれているわけではありません。むしろ、沈黙を楽しむ感覚さえあるでしょう。

コミュニケーション、すなわち「質問に対する回答」には、変化があっても良いということです。

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