沈黙が怖くて話すことに焦ってしまいます
ただでさえ緊張している面接試験。
そこに焦りが加わると、頭が真っ白になることもあるでしょうし、自分でも訳が分からなくなってしまうという危険性があります。
面接試験は、面接官と受験生とのコミュニケーションであり、コミュニケーションはキャッチボールだということもできます。
面接官が投げたボールを受験生が受け取り、受験生が質問に回答することでボールを面接官に投げ返す。そのボールを面接官が受け取り、また受験生に質問という形で投げ返す。
この繰り返しが面接試験であるといえるでしょう。
常に速攻でボール(質問の回答)を返す必要はない
面接試験をキャッチボールと同じように考えるとしたら、適切なリズムでのボールのやりとりが望まれます。
早すぎず遅すぎず。
早いとお互いに対応が苦しくなるし、遅いとイライラが募ってくる。
現実のキャッチボールを考えてみれば、上手くミットにボールが入ればすぐに返すこともあるだろうし、時にミットからボールがこぼれて拾いに行ったりすれば返球は遅くなる。しかし、そういった返答のズレを楽しみながら、適切なリズムとなるのがキャッチボールであるともいえます。l
面接試験も同じことです。早く回答することがあっても、ゆっくり回答することがあってもいい。時に考えることがあっても良いし、沈黙があっても構わないのです。
焦って何を言っているのか分からないような返答をするよりも、スローだけど直球を投げたほうが面接官はボールを拾いやすいでしょう。
あなたが考えるほど面接官はせっかちではないし、ロボット的に安定したスピードやリズムを求めているわけではない。
恋愛関係にある人同士には、最適なコミュニケーションができているといえますが、その場合であっても常に一定の速度でキャッチボールが行なわれているわけではありません。むしろ、沈黙を楽しむ感覚さえあるでしょう。
コミュニケーション、すなわち「質問に対する回答」には、変化があっても良いということです。
- (1) 面接カードの事前提出
- (2) 面接試験の服装
- (3) 質問に対する回答暗記
- (4) 面接が苦手で大嫌い
- (5) 面接試験で極度に緊張
- (6) 成果が実感できない
- (7) 面接官で合否が変わる?
- (8) 社会人は学生より不利?
- (9) 記入するネタがない
- (10) 昨年不合格でトラウマ
- (11) スムーズに話せない
- (12) 沈黙が怖くて焦る
- (13) 覚えていない質問の対応
- (14) 面接試験は運で決まる
- (15) 自己主張が不得意
- (16) 志望動機が思いつかず
- (17) 本番で質問内容がよく聞き取れなかった時はどうする?>
- (18) 試験の併願先は正直に言うべきでしょうか
- (19) 面接の際にジェスチャーって必要ですか
- (20) 控え室での待機中、寝てたり話してたりして良いの
- (21) パニック!面接中に頭が真っ白になった場合どうする?
- (22) 二次面接と三次面接って個別面接でも評価項目とかが違うの?
- (23) 本番の面接で机が置かれている場合の対応について
- (24) 「最後に言いたいことはありますか」ってどうすれば?
- (25) 面接試験の順序って早い遅いで有利不利はあるんでしょうか
- (26) 面接官と盛り上がったのに不合格って何かの間違いでは…
- (27) 面接時間の長さは合否に影響するのでしょうか
- (28) 「何か質問はありますか」は何を聞けば良いの?
- (29) 面接時の姿勢(視線)はどうするのが良いのでしょうか
- (30) 第二志望のところで志望順位を聞かれた場合にはどうする
- (31) 筆記試験は合格するのに面接試験でいつも落ちるのは?
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