それでもやはり面接試験は運で決まると思います
面接試験は公務員試験だけではなく、就職試験などでも実施されています。
あらゆる試験の中でも、最も「嫌な試験」であるとも言える面接試験ですが、確かに不合格の経験などを積んでいくうちに、結局のところ運で決まるのではないか?という思いが強くなることもあります。
しかし、実際にはやはり運で決まるということはありません。
面接官も「人」ですから、評価に一定の偏りがあることも事実です。しかし、その偏りにしても、面接官に「この人を採用させたい」と思わせた人が合格を勝ち取っているとすると、それは運であるとは言い切れません。
外から見ると単に運の違いに思えるようなことでも、本番の面接試験で何らかのアプローチをしっかりと面接官にしていた人が合格を勝ち取っている。それが本当に些細なことかも知れませんが、面接官の心には響いたのかも知れません。
そうだとすれば、それは運ではなく、受験生の狙いや合格したいという純然たる想いが面接官に響いたのであるということがいえます。
運を味方につける
百歩譲って、面接試験は運の試験であるとします。
しかし、運というものも何もしないで味方につけることができるものではありません。宝くじは運の要素(偶然性)が極めて高いものですが、宝くじであっても買わない限りは当たることはありません。
つまり、運というのは何らかの行動や実行の成果であって、何の対策もしない限りは運の善し悪しで語ることもできないわけです。
そう考えると、合格した合格者が結果的に「運」で合格したと語るのは、合格した要因が自分でもよく分かっていないからであって、実のところ何らかの合格要因があったということになります。
そのぐらい、公務員試験の面接試験では僅差で勝負が決まるということを示唆しているということが言えるわけです。だからこそ、基本的なことを面接試験に向けて実行していくことが求められます。
基本的なことができなければ、(宝くじを買うという基本的な行動をしなければ)合格はありえないと考えることができるのです。宝くじが当たるはずなどないといって買わない人には、確かに宝くじは当たるはずはありません。
運も実力のうちといいますが、これは今までの積み重ねがどこかで結果的に複合的に成果を上げて、それは自分の意図するかどうかは別としても効果があったので「運がよかった」となるわけです。
ですから、何もしないで運を味方をつけるということはできません。そうではなく、しっかりとした対策を打つことで、それらが自分の意図しないところでプラスに働くことが「運」なのです。
効果があるのかよくわからないけれど、しっかりと面接対策を行う。そういった考え方が結果的に「運」を高めていくことになるということです。
- (1) 面接カードの事前提出
- (2) 面接試験の服装
- (3) 質問に対する回答暗記
- (4) 面接が苦手で大嫌い
- (5) 面接試験で極度に緊張
- (6) 成果が実感できない
- (7) 面接官で合否が変わる?
- (8) 社会人は学生より不利?
- (9) 記入するネタがない
- (10) 昨年不合格でトラウマ
- (11) スムーズに話せない
- (12) 沈黙が怖くて焦る
- (13) 覚えていない質問の対応
- (14) 面接試験は運で決まる
- (15) 自己主張が不得意
- (16) 志望動機が思いつかず
- (17) 本番で質問内容がよく聞き取れなかった時はどうする?>
- (18) 試験の併願先は正直に言うべきでしょうか
- (19) 面接の際にジェスチャーって必要ですか
- (20) 控え室での待機中、寝てたり話してたりして良いの
- (21) パニック!面接中に頭が真っ白になった場合どうする?
- (22) 二次面接と三次面接って個別面接でも評価項目とかが違うの?
- (23) 本番の面接で机が置かれている場合の対応について
- (24) 「最後に言いたいことはありますか」ってどうすれば?
- (25) 面接試験の順序って早い遅いで有利不利はあるんでしょうか
- (26) 面接官と盛り上がったのに不合格って何かの間違いでは…
- (27) 面接時間の長さは合否に影響するのでしょうか
- (28) 「何か質問はありますか」は何を聞けば良いの?
- (29) 面接時の姿勢(視線)はどうするのが良いのでしょうか
- (30) 第二志望のところで志望順位を聞かれた場合にはどうする
- (31) 筆記試験は合格するのに面接試験でいつも落ちるのは?
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