試験を併願している場合、正直に言うべきでしょうか

これってかなり悩みますよね?同じように、「第一志望はどこでしょうか」といった質問も受験者を悩ませるようです。

結論としては、正直に答えて大丈夫です。つまり、併願情報を正直に申告するということです。一般的に考えて、「ここしか受けていません」というような受験者は少ない、つまり、併願していることは大前提であることは面接官も理解しています。

そこを下手に隠そうとすると、嘘をつこうという心理が受け答えに微妙に影響してしまうことがあります。もちろん、本当にそこしか受験していないならばそれを素直に言えばよいのですが、そういう受験生は少ないですよね?ですから、逆に「隠しているのでは?嘘をついているのでは?」という疑惑を提供してしまうこともあるかもしれません。

1箇所しか受けていない場合には、しっかりとして理由を述べて真実であることを理解してもらう必要があります。これも別に演技をするということではなく、それが事実であればしっかりと伝わるでしょうからあまり心配する必要はありません。ただし、基本的には併願をしていないからといって有利になるということもありません

併願理由について

「滑り止め」や「○○がダメなら□□」というように、理由もそれぞれだと思います。これも正直に言って問題ないのですが、さすがに「暇つぶし」や「練習」といった回答は好ましくないといえます。そのような理由で併願をする受験生は多くはないと思いますが、うちだけでなくほかにも希望するところがあるのかと思われて減点されそうなので、直接的に志望理由には関係しないような「受験練習」というような理由を回答したほうが実際の本試験では無難、と考えている受験生がいたらそれは誤解です。

公務員試験は、どこの試験であっても莫大なお金と時間、そして人が投入されています。そして、採用に携わる側も採用される受験生である側もお互いの一生を前提に置いた真剣勝負の場であるはずです。人間性を疑われるような回答は大きくマイナスに作用する可能性がありますので、正直に回答するようにしましょう。

ちなみに、唯一例外的な大人の嘘があります。 >> 第二志望先での対応

公務員面接試験一発合格講座のパッケージ画像

公務員面接試験一発合格講座

当サイトで鉄板人気を誇る面接マニュアル。志望動機の作成から実際の面接対策までを網羅。DVDによる動画講義付きで、自宅で面接対策を行うことができる。

  • テキスト冊子・DVD(4講座)

 管理人による体験レポート

→面接官が語る特別対談レポート「試験の裏側」限定配布中

Page top icon