面接の際に、ジェスチャーでアピールした方が良い?

やってもやらなくても良いです。ただし、慣れていない(普段からあまりジェスチャーをしない)のであれば少し冒険的な行為にもなりますのでおすすめしません。つまり、両膝の上に手を置いておいたほうが無難であるということです。

適度なタイミングでのジェスチャーは、面接官に対して説得力のあるコミュニケーションの手段になるといえます。「どうしても仕事をしたい」という熱意を力強さとして拳を振り上げるようなジェスチャーで表現することも可能でしょう。しかし、それも人を選ぶと思いませんか?

普段からそういった行為・行動をしているのであれば「さまになる」といえますが、慣れない人が使うと与えるのは違和感だけです。ジェスチャーをすることが求められいる、あるいは加点対象になるのであればまだしも、特にそういったことでもないのにわざわざ冒険をしてまで面接官に違和感を抱かせるなんてナンセンスといえるでしょう。

意識と無意識のジェスチャー

ここはどうしても強調したい!という理由で行うジェスチャーは、別に加点にはならないという前提で行うならばOKです。ただし、それが頻発してしまうとむしろ減点になる可能性があります

無意識に手が動いてしまう、頻繁に両手を動かして表現してしまう、これらはいわばジェスチャーを通り越して、その人の「癖(くせ)」であるという印象を与えます。あるいは、嘘をごまかすために身体を使っている、緊張を和らげるために手が動いてしまっている、という印象を与えることもあり、適切ではありません。

さらに、ジェスチャーをする時には少なからず身体が揺れます。この身体の揺れは、安定感を喪失していますので、やはり与える印象はよくありません。頻繁なジェスチャーは頻繁な身体の揺れをもたらし、それが心の不安定さや弱さを表現するということに繋がる可能性があるということです。

自分では気づかずにジェスチャーをしてしまっている受験生は多いです。そういった人は、むしろジェスチャーは封印して、ひざの上に手を置いておいたほうが好ましいといえます。要するにジェスチャーは諸刃の剣的な要素があるわけですから、使わなければ無難ともいえるのです。

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