100本ノック!015本目[志望動機]
さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。
面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える?
面接官からの質問
「なぜ国家公務員ではなく、地方公務員なのか?」
回答の着眼点
なぜ国家公務員ではなく、地方公務員なのか?
より地域に密着したサービスの提供を行ないたいからです。国家公務員も国民全体をみながら、広い視点を持って業務を行なうという魅力がありますが、私は自分が生まれ育ったこの街で、地域住民の方とより近い立場でサービスを行なっていきたいと思います。地域住民の方と同じ目線で、より地域のニーズを具体的に発掘しながら、細かいサービスのできる業務を担いたいと思います。
チェックポイント
- 国家公務員の特性
- 国全体
- 大きな事業
- 地方公務員の特性
- 地域密着
- 細かい業務
- 地域の将来
同じ公務員の中でも、国家公務員と地方公務員という大枠の違いを問うもの。基本的には、チェックポイントにある内容を対比させることで、自分のやりたい方向性との一致を見出す。国家公務員の良さ、地方公務員の良さをアピールしよう。
比較した時に、どちらが悪いという否定的な考え方は好ましくない。「国家公務員はこれこれであり、それも重要である」が、「今後こういったものが望まれ、そして自分はこういうことができるので、地方公務員を志望している」という流れにすると、まとまりが良い。
いずれにしても、国家公務員と地方公務員の違いを、職務などの観点から押さえておく必要がある。
この質問は、いきなり聞かれるということは少なく、「志望動機」に関連して聞かれることが多い。例えば、地方公務員を受験している際に、「より多くの住民に貢献したい」と回答した場合、ならば国全体の国民に貢献できる国家公務員の方が良いのではないか、あるいは、国家公務員を受験している場合に、「直接的に国民と触れないながら意見を吸い上げたい」と回答した場合、ならば住民と触れ合う頻度が高い地方公務員の方が良いのでは?といった具合である。
つまり、あなたのやりたいことは地方公務員(国家公務員)の方が良いのでは?ということを突っ込みたいわけである。
それを想定して、なぜ地方公務員(国家公務員)なのか、なぜその自治体(公官庁)Iなのかということを整理しておくと良いだろう。
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