100本ノック!019本目[志望動機]
さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。
面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える?
面接官からの質問
「希望の勤務地とその理由は?」
回答の着眼点
希望の勤務地とその理由は?
地元の勤務を希望しますが、最終的に地元に戻れればよいと思っています。様々な地域の事情を把握し、いろいろな人々とコミュニケーションを図りながら、経験を積むことも公務員として大切なことだと考えています。将来的には、自分の生まれ育った町に戻り、公務員としての業務を通じ、恩返しをしていきたいと考えております。
チェックポイント
- ストレート
- こだわり過ぎない
どこでも良いというのでは、主体性がなく積極性もない。だからと言って、特定の箇所にこだわりすぎるのも良くないだろう。両者の折衷的な回答が良いと言える。(特定の場所にこだわり過ぎると、「そこで勤務ができなかったらどうしますか?」という質問が返ってくることになる。事前にそれを想定して、「○○が希望であるが、それに限定されるわけではない」という一言を加えると良いだろう)
つまり、「○○の理由によって○○が第一希望であるが、公務員としてのやりがいを重視しているのでどこでも構わない」という流れである。
一応は理由を付して希望を述べるが、実際にはどこでも構わないということをアピールする。(ただし、本当にここだけ!という勤務地にこだわりたい人もいると思うが、民間企業同様、転勤は一切したくありません的な回答は好ましくない。)
なお、希望の勤務地ではなく、「希望の職種」として聞かれることもある。これも同様に、第一志望とその理由を説明はするが、それが叶わなくてもどこでも大丈夫であるというスタンスを持つようにする。そもそも、自分のやりたいことがすぐにできるということはないし、公務員という仕事は我々が見ているレベル以上に広範な業務が存在することを前提に置いておくことが大切になる。
この質問の意図は、暗に「志望動機」と問うているのであって、希望勤務地の調査ではない。「その理由は?」というところが志望動機に該当する。そういった視点で回答を構成するようにしたい。
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