公務員になるにあたっての心構えは|公務員面接試験の質問

100本ノック!021本目[職業観]

さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。

面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える?

面接官からの質問

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「公務員になるにあたっての心構えは?」

 




あなたの回答をキャッチしました。回答の着眼点に沿って添削してみましょう

回答の着眼点

公務員になるにあたっての心構えは?

住民をお客様だと思って、公平さと公正さを常に持ちながら業務を進めて行きたいと思います。様々な価値観や考え方を持った住民がいると思いますが、しっかりとコミュニケーションを取りながら、お互いに納得行くまで十分に対話をする姿勢を持ち続けたいと思います。公務員は住民に常に見られている職業ですから、言動や普段の私生活も注意して行きたいと思います。

チェックポイント

  • 公務員としての立場
  • 中立
  • 公正
  • 公平

ここは、民間企業との比較で考えると考えやすい。公務員としての特徴をしっかりと踏まえたうえで、回答を練るようにする。

ただし、はまってしまうと回答に窮するともいえる微妙な質問。心構えは自分の信条でもあり、一方で今回の試験に向けてどのような考え方を持っているのか、持ってきたのかというような意図として解釈することもできる。

「公務員になるにあたって」というのが何を指すのかが(どの時点を指すのか、過去か、現在か、未来か)というのが明確ではないので、心配であれば面接官に「こういう意味で捉えましたが、そういった観点でお答えしてよろしいでしょうか」という言葉を挟むのも一つである。

過去から心構えを回答するのであれば、「○○という考え方を持ち続けており、~」というような言い方になる。あるいは、現在から回答するのであれば「公務員の心構えとして○○が大切であるため、現在は~」という回答になる。過去あるいは現在からのアプローチが妥当であるといえる。

一方、未来からのアプローチも不可能ではない。それは、理想とする公務員像を明確にした上で、「公務員として○○をしたい、○○が求められているので、~」という流れである。ただし、未来に対する心構えというよりも、過去・現在の延長で導き出したほうが、それを既に意識して行動しているという点で妥当であると考えることができる。

そうすることで、面接官の期待する回答とのズレを事前に防ぐことが可能となる。

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