転勤がありますが問題ありませんか|公務員面接試験の質問

100本ノック!022本目[職業観]

さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。

面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える?

面接官からの質問

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「転勤がありますが問題ありませんか?」

 




あなたの回答をキャッチしました。回答の着眼点に沿って添削してみましょう

回答の着眼点

転勤がありますが問題ありませんか?

転勤を覚悟の上で公務員を志望しております。いろいろな地域の特色や住民の方に触れ合えることはむしろ公務員としても魅力であり、その地で様々な見聞を広め、自分の視野を高めることで業務に活かして行きたいと考えております。

チェックポイント

  • 転勤有りが前提
  • 転勤をプラスにする

公務員は転勤ありが前提の職業である。常識的に考えて、転勤をNGと言うのは好ましくない。ただし、どうしても特段の事情があり、転勤ができない場合には事実を述べるようにする。(この場合、転勤ができる受験者に比べて不利な立場になるという可能性は否めない)

この質問は国家公務員や地方公務員の中では県庁などでされることが多い。(市町村レベルの地方公務員であれば転勤の可能性は低いため)

また、志望動機と関連して質問されることも多い。

なぜ志望動機や職業観としてこの質問がなされるかといえば、職業観としての優先度合いを見るためのものであることがその理由である。具体的には、「転勤の有無」と「自分のやりたいこと」の優先順位をみることによって、志望動機の優先順位が見えることになる。

例えば、「○○をやるためには転勤の可能性がありますが?」と質問された場合、「それは困る」ということなのか、「それは全く問題ない」ということかによって、どこに軸足を置いて志望する動機を考えているのかということがすぐさま分かってしまう。

そういった他の質問と関連付けてこの質問がされたときに、躊躇することなく「やりたいこと」あるいは「すべきこと」が最優先で、自分の勤務地は二の次という姿勢を明確に打ち出すことがポイントになる。自信を持って回答することが出来るかどうかが問われる質問といえる。

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