公務員面接カード記入のポイントとは(1)準備編

面接カード記入のポイント(1)準備編

面接カードをいきなり書き始めると言う受験生はほとんどいないと思いますが、事前に何を書くのかと言うことをしっかりと検討することが重要です。

面接カードは鉛筆ではなく、ペンでの記入になりますし、1度提出してしまえば、再度の提出を行うことができるものではありません。面接カードの準備は万全に行うことが必要なのです。

面接カードの準備は情報整理から

面接カード面接カードの準備とは、まずは情報を整理することから始めます。

ここでのポイントは、面接カードの準備は、実際の口頭面接での準備とイコールであるということです。面接カードを記入するに際しては、様々なことを考えなくてはなりません。そこで考えたことを、面接試験で口頭で説明することになります。だとすれば、面接カードで何を書くのかということは、口頭面接で何を言うのか、ということと全く同じだと言うことです。

仮に、面接カードと口頭面接で言っていることが異なれば、一貫してない人物と思われてしまっても文句は言えません。また、面接カードを書き上がって提出をした、その後からやはり違う内容にしたいと思っても、口頭面接で面接カードと異なる内容を説明するのは妥当ではありません。

面接官は、面接カードへの取組みもしっかりと評価しているでしょうから、口頭面接の場で面接カードと異なる内容を言うのは、面接カードへの取組みを軽視したことを自分で明らかにしてしまうようなものです。

口頭による面接を想定して考える

面接カードの準備を行うためには、まずは大前提として口頭面接で何を答えるのか?というところから逆算して考えることが重要です。

面接カードへの落としこみは、実際の口頭面接で質問された際に答えるであろう内容について、紙ベースに落とし込むと言う作業です。口頭で答えるか、紙で伝えるのかの違いでしかありません。

その意味で、面接カードに記入しなければいけない項目だけを考えるのではなく、もっと広い視点で、あらゆる質問が口頭面接でされるという前提で考えると良いでしょう。

つまり、あらかじめ面接されたらどう答えるのか?と言うことを広く考えておけば良いのです。面接の全体像をしっかりと把握してから、その中で考えたことを、面接カードの各項目に沿って記入していく。この方法は、一見すると面倒な作業ですし、膨大な時間が掛かると思うかも知れませんが、面接カードを提出すると言うことは、いずれ口頭面接を行うことは明らかなわけです。

であれば、あらかじめ口頭面接を想定して考えておいたほうが後に繋がります。面接カードの記入と、口頭面接はその試験の手法が異なるだけであって、答える内容は一貫していなければいけません。

ですから、まずはどのような質問が口頭面接でされるのか、と言うことを確認してください。そして、この質問がされた場合は、こういう内容を答えるということを大枠で決めていきます。即答できない場合には、じっくり考えたり、自分の性格や学生生活のことなど、自己分析及び過去の振り返りは十分に情報を整理して行う必要があります。

これらは、単に面接カード対策ということではなく、その後の口頭面接対策の一環として考えて行うようにします。そうすれば、自分自身でも負担を感じずに行うことができるのです。

その後、面接カードに何を記入すれば良いのかをもう一度眺めながら、その質問について、全体で考えたこととの整合性を見ながら内容を固めていきます。

全体的な公務員試験の質問を何回か繰り返して答えを考えてみれば、面接カードに記入する項目も、その質問とほぼ同じだと言うことが理解することができるはずです。そうすれば、それほど難しく考えずに面接カードの記入も行うことができるでしょう。

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