100本ノック 001-020本目[志望動機]

公務員の面接試験では様々な質問が存在するが、その中でも必ず質問され、かつ、最も重要度が高いのが志望動機である。

志望動機とは、「なぜ公務員になりたいのか」ということである。

この質問は、簡単そうであるが、一番奥の深いものである。単に、安定などと答えたのでは公務員の一面だけを捉えているに過ぎない。

もっと、公務員という業務の意義や意味、それに対して自分がなぜ公務員を希望するのか、そういった広い観点で考えた上で、志望動機を固めるようにしたい。

面接カードでも重要になる志望動機

志望動機は、面接カードにもほぼ絶対的な記入項目として存在している。

面接カードとの整合性も重要なポイントだ。面接カードに書いたことと異なる志望動機を言ってしまえば、一貫性のない人物と言う評価をされても文句は言えない。

面接カードを暗記して、全く同じことを言う必要はもちろんないが、少なくても関連性に注意をして質問に答える必要があるだろう。

また、志望動機とストレートに聴かれるとは限らない。一見、異なる質問に思えても、変化球で志望動機を問うているということは大いにある。

どのような意図でその質問がされているのか、ということにも着目して自分の考えを整理しておけば良いだろう。

ベースは1本で

志望動機を考える際に重要になるのは、自分の柱をしっかりと1本持つこと。あれもこれもということになってしまうと、焦点がぼやけるし、いろいろな内容に派生して収集がつかなくなる。

公務員になりたい理由をしっかりと1本にまとめることがポイントだ。

それができたら、後はそれを変えることなく、ベースとして守り抜く。そうすることで、必然的に一貫性が出てくるし、自分の中でもどのような質問がされても同じような観点での回答がしやすいため自信に繋がる。

結局のところ、どのような質問であっても面接官が聞きたいことは同じであるということが多い。つまり、同じ志望動機を聞くにしても、ストレートに聞くか変化球で聞くかの違いなのである。変化球で聞かれたからといって慌てる必要はない。知りたいのは、「どうして公務員になりたくて、なぜうちの自治体なのか」という柱たる軸のことでしかないのである。

本音と建前

本音と建前が共存するのが志望動機であり、そこらへんは上手くバランスを取るようにしたい。

あまりにストレート直球に本音を出しすぎると、面接官はあきれてしまう。一方で、建前論が先行しても、綺麗事にしか聞こえない。

本音と建前の上手く融合し、その両者を含むような自分流の内容を考えることが最も良い志望動機といえるだろう。

さあ、それではいよいよ100本ノックのスタート!

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