100本ノック　021－035本目[職業観]

公務員の面接試験において、志望動機についで多いのが「職業観」である。実際には、志望動機と切り分けが難しい（志望動機と重複する）質問も多く、必ずしも分けられるものではない。

志望動機がなぜ？にこだわる一方、職業観は自分の職業や仕事に対する価値観を問われることになる。

志望動機と関連させる

職業観は志望動機と密接に結びつくものであり、完全なる切り離しを行うことができるものではなく、切り離す必要もない。

職業観をあぶりだすことで、志望動機が見えてきたり、あるいは、志望動機が具体的になったりすることも多い。そこで、志望動機と職業観は一緒のものだと思って考えればよいだろう。

考える過程で、志望動機と職業観をいったり来たりすることも時にはあるかもしれないが、それはそれで必要なことであるし、無駄なことではない。

また、志望動機がしっかりと決まらない限り、職業観を考えられないということでもない。

特に、社会人経験者の公務員受験生などは、むしろ、職業観から志望動機を導いたほうがすんなりと行くケースもある。いずれにしても、まずは一通り質問を見てみるということが重要である。いきなり全てを考える必要もないし、そんなことはできるはずもない。

最初から完璧な考えが浮かぶことはないし、ひねり出す必要もない。何回も繰り返し考えることで、ようやく自分なりの志望動機であり、職業観が出てくるものである。

まずは、どんどん進めていくことが重要だ。できるできないにこだわるのではなく、まずは頭の中に自分の回答をイメージしてみる。

さあ、それでは100本ノックのスタート！

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