100本ノック!031本目[職業観]
さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。
面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える?
面接官からの質問

仕事やアルバイトで苦労した経験は何がありますか?
回答の着眼点
仕事やアルバイトで苦労した経験は何がありますか?
自分の今での経験が通用しなかったことです。傍から見ている分には自分には簡単にできると思ったのですが、実際にやってみると非常に苦労しました。何事も単純ではないということを知るとともに、経験というのもさまざまな段階や内容があるということを知りました。一方で、自分なりに工夫を加えて続けるということを経て、早くかつ正確に仕事をこなすことができるようになりました。今後も何事も軽視することなく、基本をしっかりと身に付け、継続して行きたいと思います。
チェックポイント
- 体験、経験
- 事実
- 得たこと
- 乗り越えた要因
単純に苦労した事実のみを述べるのではなく、それをどう乗り越えたのか、そこから何を学んだのか、それを今後どう活かすのかということにも触れると回答が具体的になる。
ちなみに、「仕事」のことを聞かれるのは転職希望者が前職のことを聞かれるパターン、アルバイトについては過去に職歴がない新卒学生や公務員受験浪人生の場合である。
志望動機と結びつけることも可能で、特に面接官の興味を惹きつけやすいのは「お客様」との対応や関係における苦労ポイント(コミュニケーションの苦労)。
過去に経験したものは、これから公務員になったときにすぐさま活用することが出来るという意味で、最近の公務員試験では「過去」にフォーカスした質問が多くなされる。
未来のことも重要であるが、実際にそれが「できる」のかは不明確であるが、過去に体験したことは実際に「できる」ことが明確であることがその理由だ。
アルバイトの経験がないという受験生も少なくない。状況が許すのであれば、何らかのアルバイトは経験しておいたほうが良いだろう。

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