公務員面接カード記入のポイントとは(2)記入編

面接カード記入のポイント(2)記入編

面接でどのようなことを聞かれるのか?その全体像を押さえれば、面接カードの各項目に何を記入すれば良いのか、見えてきます。

面接カードに何を書くのかを考えるときには、部分で考えるのではなく、全体で考えると言うことが重要なのです。そして、全体で考えたことを、部分に落とし込んでいく。

そうすることで、一貫性のとれた(整合性のとれた)面接カードをつくることができます。一貫性があるということは、面接官がその面接カードを見た時に、あなたのイメージがぼんやりと判断することができるという意味です。

公務員の面接試験では一貫性というキーワードは非常に重要になります。それは、面接カードそのものの一貫性はもちろん、あなたという受験者と面接試験で出合った際に感じる印象という意味での一貫性も大切なことです。つまり、「ああ、この人ならばこういった面接カードを書くだろうな」と面接官に思われるような面接カードの記入が大切なのです。

そのためには、あなたという人物の全体から個々の項目へと落としていくことがポイントになるのです。

各項目に記入する内容が決まれば、実際にカードに記入をしていきます。

面接カードは5部はコピーしよう

口頭により面接は、一発勝負です。その時に何を言うのかはその時一瞬で決まることになります。一方、面接カードの提出は一発勝負ですが、書き直すことは何度でも可能です。

記入すると言う作業は、一発勝負ではありません。何回も、事前に書いたり、消したり、検討したり、それらを繰り返すことができるのです。

まずは、面接カードの提出用原本に記入せずに、練習用のために5部ほどコピーします。これは、5回繰り返して練習用に記入することができるようにするためです。もちろん、心配な人は10部でも構いません。ただし、自信のある人でも最低でも3部はコピーしておきましょう。

提出用の原本をなくした場合に備えて、一部は未記入で保管しておくと良いと思います。最悪の場合には、事情を説明した上で、このコピーした用紙を使って提出することもできます。面接カードの提出期限は、それほど長くはありませんので、用紙がなくなるということはないかも知れませんが、どこかに紛れてしまう可能性は大いにありますので、万全の体制を整えておきましょう。

まずは、深く考えずに記入してみる

まずは、コピーした用紙を使って、実際に書いてみましょう。この作業は、あまり難しく考える必要はありません。今の自分だったら、どのようなことを記入するのか、それを重視して書いてみることにします。

あまり難しく考えると、ペンが進まなくなりますので、勢いで一気に書いてみましょう。あくまで練習用ですので、間違いを機にする必要はありませんし、鉛筆やシャーペン書きで十分です。

実際に書いてみると分かりますが、結構面倒ですよね。思った以上にすらすら書くことができないのではないかと思います。でも、最初は誰でも同じですから、まずは書いてみるということが重要だと言うことです。そこで、面接カードの奥深さを身をもって知ることも意味のあることです。

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