公務員面接試験の全体像

公務員面接試験では、いくつかのプロセスが存在します。

まず、面接試験は筆記試験の合格が前提になります。通常、筆記試験で公務員としての知識や適正を見てから、それを満たした受験生に対して面接試験を実施します。この場合、筆記試験に対する言い方としては、人物評価や人物試験といったりすることがあります。

いずれにしても、面接試験に進む受験生は、それなりに勉強をしてきた人たち(すなわち筆記試験に合格した人たち)と言うことができますので、面接試験を受験する受験生は冷やかしなどがいなく、皆が真剣であることを予めしっかりと押さえておいて下さい。

筆記試験の場合には、併願などの受験生、記念受験の受験生、など様々な受験生が試験を受けています。一方、面接試験の場合には一次試験たる筆記試験を潜り抜けてきた人たちですから、それなりにレベルは高いものとなっています。

内定までのプロセスを再確認する

面接試験は、一般的に第2次試験、あるいは、第3次試験で採用される形になります。

第1次試験では、通常の場合筆記試験が行われ、その次の2次試験、3次試験が面接試験です。

2次試験までは必ずどの公務員試験でも実施されます。また、面接試験を2回以上繰り返す公務員試験も存在していて、この場合は3次試験、4次試験と言うことになりますが、いずれの場合も、1次試験以外は面接試験であることが一般的です。

国家公務員など受験者、採用者ともに人数が多い公務員試験においては、2次試験までが一般的です。逆に、地方公務員(市役所や村役場など)の場合、採用人数が少ないので慎重に審査をする関係からか、面接試験を何回か繰り返すことがあります。

民間企業の場合にも、まずは先輩等のクラスの人たちと面接を行って、その後は課長や部長級の人たちを面接を行い、最後に役員面接を行って内定と言うプロセスがあります。通常、ここまで行う企業は大企業が多いわけですが、いずれにしても、1回で面接が終了するということではありません。

公務員試験も同様の流れとなっています。国家公務員の場合、面接は1回しかなかったとしても、その後、採用されるためには官庁訪問などが必要になるため、結局は何回か面接を繰り返すことになるのです。

筆記試験合格後の流れ

筆記試験に合格した場合、最近ではインターネットによる発表も増えていますが、いずれにしても合格通知が自宅に届きます。その中に、面接試験の案内と、面接カードが同封されていることが多いようです。面接カードは指定の時までに忘れずに提出をします。

(中には、当日持参すれば良いところもありますし、面接カードについて何もふれておらず、面接日時だけが指定されている場合があります。この場合、当日面接の前に面接カードをその場で書かせられることがありますので、注意しましょう。仮に面接カードの提出が記載されていなくても、それと似たようなものは当日書かせられることになりますので、しっかりと面接カードを書くことができるように練習しておくことが重要です)

面接カード提出後は、実際の口頭面接に備えて、練習を行うようにします。面接には、個別面接、集団面接、集団討論の3つパターンがありますの、それぞれの特徴を事前にしっかりと押さえておいて、本番で焦ることのないようにしてください。

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