どうして地元の自治体を受験しないのですか|公務員面接試験の質問

100本ノック!014本目[志望動機]

さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。

面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える?

面接官からの質問

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「どうして地元の自治体を受験しないのですか?」

 




あなたの回答をキャッチしました。回答の着眼点に沿って添削してみましょう

回答の着眼点

どうして地元の自治体を受験しないのですか?

世界でも最高レベルの行政機能を持つ東京で公務員として活躍したいと思っています。常に新しい取組みを行い、そこで得た経験や知識を、機会を見ながら地元の自治体に橋渡しすることも行ってみたいと考えています。

チェックポイント

  • 受験地の行政分析
  • 受験地の特色

地元がダメと言う否定的なことではなく、希望する地域の特徴を出しながらそこでしか経験できない、あるいは自分のやりたいことはそこでしか実現できない、というアピールをした方が無難であろう。いずれにしても、希望地と地元の両方の情報はしっかりと押さえておいて、比較ができるようにしておく必要がある。

国家公務員と地方公務員を併願するのは一般的。国家公務員試験でこういった質問がされた場合には、国民と地域住民の視点で回答を行なう。つまり、地域住民ももちろん大切であるが、全国民に対しての視点をどう自分の志望動機と関連付けるか。

地方公務員試験で、自分の故郷以外の地域を志望した場合、学校などで一時居住をしていた、親戚がいる、市町村の方針に共感したなど、当該受験地域との何らかの縁を持ち出すか、あるいは、市や町の方針と関連づけると良い。そうすると、回答に説得力を持たせることができる。

ただし、市町村の方針などと関連付ける場合には、他の市町村との違いを明確にしておく必要があり、事前にしっかりとした情報収集を行なっておく必要がある。

全く縁のない自治体を受験することもあるだろう。この場合には回答に窮する受験生が多いが、受験している自治体の特徴や政策などを洗い出すことで、必ず自分との接点を見つけることができる。(例えば自分は英語が得意で、受験自治体が国際交流の政策に力を入れているなど)

ちょっとした関連性を見い出して、自分の強みや志望動機とつなげながら一貫性や整合性をとるようにしていく。作業としては時間が掛かるが、細かいことを積み上げながら練っていくと、一貫性がありかつ説得力の高い回答を作ることができるようになるので、諦めないで欲しい。

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