100本ノック!012本目[志望動機]
さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。
面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える?
面接官からの質問

「受験にあたって誰に相談しましたか?」
回答の着眼点
受験にあたって誰に相談しましたか?
両親に相談しました。自分の決めたことだから、悔いのないようにがんばれと応援してくれています。その声を胸に、今日まで全力で勉強を続けてきました。最後まで諦めず、必ず合格できるようにがんばってきましたし、今もその思いは変わりません。
チェックポイント
- ストレートに
- 事実
- 友人、家族
この質問では、交友関係や周りの協力体制などをしっかりとアピールすることが大事だろう。
誰かに相談した、誰にも相談しない、という2つの選択肢がある。誰かに相談した場合には、「誰に」相談したのか、ということの具体的な回答が必要になり、「誰にも相談しない」ということであれば、その理由を問われるだろう。
いずれにしても、当該質問だけで終わらない可能性が高い。二の矢、三の矢が飛んでくることを想定して、どのような質問にも答えられるようにしておきたい。
誰かに相談したからといって、主体性が低いという評価をされるわけではないので、自信を持って回答することがポイントになる。むしろ、誰にも相談していない場合には、「相談するような人が周りにいないのだろうか?」ということを感じさせることもある。
公務員はストレスが溜まる仕事である。悩み事などを相談する人がいないと、ストレスを抱え込んでしまい、最終的に公務員としての業務に支障をきたすことも少なくない。この質問は、そういったストレスを抱え込まないかどうかを問うているということでもある。
いずれにしても、相談したという前提であれば、相談できる人が身近にいるというアピールになるが、最終的には自分の意志でしっかりと決断したということも含めておきたい。相談できる人がいることと、どんなことでも相談しているということはイコールではないし、些細なことでも相談しまくるということであれば、自分で決断することができないと思われる可能性も否定できない。

公務員面接試験一発合格講座
当サイトで鉄板人気を誇る面接マニュアル。志望動機の作成から実際の面接対策までを網羅。DVDによる動画講義付きで、自宅で面接対策を行うことができる。
- テキスト冊子・DVD(4講座)
→面接官が語る特別対談レポート「試験の裏側」限定配布中