100本ノック!097本目[行政・時事]
さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。
面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える?
面接官からの質問

規制緩和についてどう思いますか?
回答の着眼点
規制緩和についてどう思いますか?
自由な資本主義としては、自然の流れだと思います。規制緩和によって経済的に好影響を与えている部分もあります。しかし、規制の存在により日本の経済が発展してきた経緯も無視はできません。全ての規制が緩和されることが必ずしも良いということではなく、徐々に様子を見ながら行われていくことがベストであると思います。経済のバランスを見ながら、段階を追って進んで行く分には良いと言えます。
チェックポイント
- 是非
- 日本型
- 米国型
- 問題点
- 今後
質問は抽象的である。いずれにしても、是非についてはいずれかの立場を取るか、あるいは両方の立場を置くのかで内容は変わる。規制緩和については、良い面悪い面が両方あるわけだから、サンプルではその両面について回答を構成した。
また、公務員と関連して「既得権」などと関連付けることもできるが、地雷的な内容でもあるということもいえるため、その辺については触れないほうが無難だといえる。
一般論で「規制緩和」について回答し、その回答次第では面接官から次の質問が飛んでくるため、その時に具体的な回答を行えばよい。最初からあまりに具体的な回答を行なおうとすると長い回答になってしまい、論点がぼやけるので注意が必要である。
ただし、さほど人物評価という観点からは遠い質問であり、これらの知識であれば筆記試験で問うのが妥当であるともいえる。敢えて面接試験で聞くのは、自分なりの意見をしっかりと持っているか、ということを確認するためのものであることが多いため、自分ではこう思うということをしっかりと主張するようにしたい。
なお、いくら自分で思うことであっても、あまり批判的なことは言わないほうが無難である。

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