100本ノック!085本目[学生生活・友人]
さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。
面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える?
面接官からの質問

高校と大学の違いはなんですか?
回答の着眼点
高校と大学の違いはなんですか?
高校は義務教育ではありませんが、私の場合はどちらかと言うと受け身で通学していたと思います。特に何をやりたいということではなく、行かなければならないというイメージです。一方、大学は自ら主体的に情報を収集し、学校から学部まで決めました。自分で学びたいという意識を持って大学生活は過ごした点で、高校とは異なると思います。
チェックポイント
- 違い
- 考え
- 視点
質問の意図が難しい。一般論で、高校と大学の違いを問うているのか、自分にとって高校と大学の違いを問うているのかが明確には分からない。サンプルでは後者の立場で回答とした。
なお、高校は義務教育ではないので、義務かどうかということは回答として誤ってしまうことになる。そう考えると、一般論としての違いを打ち出すのは困難で、自分にとっての違いという立場で回答することで問題はないだろう。
実際の面接の場においては、「自分にとっての違いということで宜しいでしょうか」、などと聞くのが良いだろう。その上で、「一般的な違いです」と言われれば、一般論の中で高校と大学の違いを回答すればよい。
いずれにしても、あまり深く質問の意図を解釈しようとするとはまる可能性がある。よって、決定打がなければ、面接官に聞き返すと良い。面接官に対して逆質問をすることに抵抗のある公務員受験生も多いが、特に失礼と言うことではなく、聞き返すことによって評価が下がることもないので心配する必要はない。

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