100本ノック!071本目[学生生活・友人]
さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。
面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える?
面接官からの質問

学生生活で一番印象に残っていることはなんですか?
回答の着眼点
学生生活で一番印象に残っていることはなんですか?
最終学年で行った学園祭です。私は実行委員をやったのですが、その大変さと言ったら今でも忘れません。しかし、皆で力を合わせ一つのものを作り上げていくと言うことは何にも変えられない貴重な体験となりました。全員が同じ目的に向かって進むのは最初は上手くいきませんが、最終的には全員が同じ目的に向かって突き進んでいたような気がします。仲間の大切さとやればできると言うことを実を持って経験することができ、今後もその粘り強さを活かすことができると思います。
チェックポイント
- 思い出
- 感想
- 気持ち
学校生活では様々なことが思い出として残っているはずであり、それを問うている。一番と言っているのだから、突込みがあることを覚悟で、しっかりと記憶に残っている題材を取り上げよう。その時の感想や気持ちを混ぜることで、よりリアルな回答とすることが可能になる。
リアルな回答とは、面接官の頭の中にあたかもそこにいるかのようなイメージを残すことができるかどうか、そういった意味である。つまり、エピソードを語ることで、あたかもそこに面接官が同席していたかのような情景をイメージすることができる内容であれば好ましい。
インパクトのある内容、ワードを盛り込むことができれば、面接官の印象に残すことは可能であるので、予め伝える内容を工夫しておきたい。
なお、一番印象に残っているということは、そこで得たものも大きいはずである。そこで得たものはどういったものだったか、そして、それを今に活かしているか、あるいは今後どのように活かすのかということにも触れるようにすると、グッと面接官の印象に残りやすくなる。
社会人経験者の場合には、学生生活に替えて「前職時代で」というようになることもあるが、考え方としては全く同じである。社会人経験者の場合には学生と差別化を行なうことができる訳であるから、「顧客」などといった民間企業ならではの視点を入れて回答すると良いだろう。
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