100本ノック!094本目[行政・時事]
さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。
面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える?
面接官からの質問

良い職員とはどのような職員のことですか?
回答の着眼点
良い職員とはどのような職員のことですか?
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チェックポイント
- 自分なりの定義
- 一般的な考え
- 自分の理想像
質問が抽象的で、難易度の高い質問である。回答の骨組みとして考えるとすれば、自分の理想の公務員像という形で考えてよいだろう。職員は公務員に置き換えても問題ないだろう。
自分にとっての理想的な公務員のイメージを上手く伝えるようにすれば、「良い」という観点で説明をすることができる。ある意味で質問をすりかえているわけであるが、ニュアンスとしてのズレは少ない。
あるいは、「私の理想とする公務員像が良い職員であると考えられますので、私の理想の公務員像をお話させて頂きますがよろしいでしょうか」といった確認を行う方法がある。
そういった前置きをすることで、しっかりと質問を聞いていることをアピールし、自分の中でこういう解釈をしたというアピール、そして積極性を見せることにもなる。
異なるアプローチとしては、公務員の今後の課題を挙げることもできる。現在の公務員の事情を踏まえ、今後の良い職員とはこういった職員であるという流れである。
公務員を取り巻く環境は変わっている。その環境は住民というミクロの環境をはじめ、景気や政治などマクロの環境までさまざまである。
そういった環境の変化によって「良い職員」というのも移り変わるものということは最低でも知っておきたい。

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