100本ノック！091本目[行政・時事]

さあ、あなたの目の前には3人の面接試験官がいます。

面接官は、次のように質問してきました。さあ、どう答える？

面接官からの質問

当県（市・町）をどうPRしますか？

あなたの回答をキャッチしました。回答の着眼点に沿って添削してみましょう

回答の着眼点

当県（市・町）をどうPRしますか？

全国的にも有名な○○などの観光地や、□□のイベントをPRしていきます。最近では、観光地やイベントにも全国から、海外からも多くのお客様が来ていると聞いています。タイミングにあわせてインターネットで広く告知をしたいと思いますし、実施後は写真や記事などを豊富にアップして認知度向上に努めるのが良いと思います。

チェックポイント

アピールポイント
アピール方法
アピール時期

受験地の特色などの情報を仕入れておかないと答えることができない。また、何をPRするのかが基本的に重要になるのであるが、どのようにPRするのかにも言及すると、他の受験者に差をつけることができる可能性が高い。

２つの要素が入ることで回答に説得力（具体性）を持たせることができる。

その２つとは、「何を」と「どのように」の要素である。どうＰＲするのかを質問されているので、「どのように」を回答しないと的確な答えとはいえない。また、「どのように」を支えるものは、「何を」である。つまり、「何を」ということが具体的に見えているから、「どのように」が言えるわけであって、その逆はない。ただし、説明の順序としては、「どのように」という結論を述べてから、「何を」に触れるという方法もありえる。

これら２つの要素が入ってはじめて面接官の納得を引き出す回答とすることが可能となる。

関連した質問として、「当市の市長の名前は？」といったことなどがある。いずれも自分が志望する自治体の情報をしっかりと収集しているかということが回答の鍵を握る。

自己分析を行うことはもちろん重要であるが、敵を知るということも戦い（面接試験）をするうえで重要である。自分の志望先の自治体情報は隈なく収集・整理しておこう。