昨年不合格になったので面接試験がトラウマになっています

面接試験は、ある意味で筆記試験以上に「水もの」「生もの」ということができます。

つまり、「絶対」はありません。

もちろん、面接対策をしっかりとすれば面接力(面接対応力)は向上していきます。その結果として、面接突破の可能性は高まっていく。それは事実としていえます。

一方で、そうはいっても何が起こるのか分からないというのは実際にあります。

オリンピックなどを思い出してみてください。

あれほどまでに「金メダル確実」といわれている選手であっても、残念な結果に終わることは何も珍しいことではありません。逆に、さほど期待されていない選手が驚くような成績を残すようなことも現実的には起こりえます。

基本的には日頃の成果がそのまま結果に反映するということがいえるのですが、それも絶対ではないということです。

自分を否定しない

面接試験で思わしくない結果になると、「自己否定」をしたくなる。そういった気持ちは良くわかります。

しかし、面接試験は一種の「お見合い」的な要素も含まれているわけであって、たまたま面接官と馬が合わなかったということも「絶対」にないとはいえません。本来であればそのようなことはあってはならないかも知れませんが、面接官も人間です。人が人に対して評価を行なうということに「絶対」はない。

あなたもたまたまいつもの自分を表現することができなかったかも知れませんし、自分で気付くことのない重大なミスをしていたかも知れません。

しかし、それらは終わったことです。

幸運にも昨年の試験の評価が今年に持ち越されるということはありません。むしろ、受験浪人(多年度受験)をしているということは熱意にも通じるものがあります。そういった事実を「アピール」に変えていく。

面接試験が不調に終わるとあたかも自分の人間性を否定されたかのような錯覚に陥ることもあります。しかし、結局のところ「昨年は縁がなかった」という事実があっただけです。

何もあなた自身の人間性が否定されたわけでも、公務員としての不適格さの烙印を押されたわけでもありません。

公務員に本当になりたいのかどうか、そういった覚悟が問われているのです。

しっかりと面接対策をして、全力でぶつかっていけばよいのです。

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