面接試験の服装(クールビズ)について

公務員の面接試験は、夏の暑い時期に行なわれることも珍しくありません。

この場合、面接案内には「涼しい格好で」といった文面や、「クールビズで」という指示がされている場合があります。

最近では官公庁もクールビズ・ノーネクタイを推奨しており、職員もクールビズやノーネクタイが一般的になりました。ですから、クールビズやノーネクタイとあっても特に違和感は感じず、また、受験案内にそういったことが明記されることも増えてきています。

しかし、受験生の立場からすればこれがなかなか厄介な指示であり、どうすれば良いのか判断に迷うという受験生も多いようです。

指示通りクールビズで行くか、あるいは、面接試験の常識・セオリーである上着着用で行くか。

クールビズで問題なし、迷ったら上着着用

結論からいえば、「クールビズで来いと指示されている」のですから、クールビズの格好で面接試験に臨んでも何ら問題ありません。これによって減点されることもなければ、もちろん加点されることもありません。

「指示に従ってそうした」、それだけの話です。ただし、あまりにラフな格好で行くのは控えて、クールビズとはいっても一般的に問題のない服装で行くようにします。

ところで、そうは言っても「やはり上着着用でないと非常識ではないか?」「無難に上着を着用したほうが良いのではないか?」という受験生もいるでしょう。

そういったことを考える(つまり、クールビズで行くか迷っている)受験生は、上着着用の無難な服装で行くことをオススメします。

クールビズでの指示があったとしても、上着着用がダメということではありません。そもそも、面接試験の服装として最も無難かつセオリーといえるのは上着着用です。

迷った結果自分はクールビズで行ったものの、実際に会場に行って上着着用の受験生を見てしまったら、精神状態は相当混乱するでしょう。そして、「後悔」するかも知れません。

面接試験はただでさえ緊張するものです。その緊張を自分で助長する行為を敢えてする必要などありません。上着着用で行って、全受験生がクールビズに対応した服装でいたとすれば自分も上着とネクタイを外してクールビズ対応にすれば良いだけの話です。

もちろん、全員がクールビズのところを自分だけ上着着用でも減点になるということはないでしょう。しかし、公務員試験の大前提として「周りと異なることはしない方が良い」というものがあります。つまり、無難が第一なのです。

ですから、自分も周りに合わせるのが無難な対応です。

なお、クールビズの指示があるからクールビズで行くという受験生はもちろんそれで構いません。ただし、その中でも上着着用の受験生を見てしまうと、「やはり上着は必要か?」といった不安感を感じそうな受験生は、上着を持参した方が無難でしょう。

服装が重要なのではなく、精神的に不安定にならないことの方が重要です。

迷ったら上着を持参して、どちらにも対応することができるようにしておけば安心です。

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