面接官と盛り上がったのに不合格なんてあるの?

面接官も一緒になって盛り上がることの方が、お葬式のような雰囲気の面接試験よりも手ごたえはありますよね。しかし、盛り上がったかどうかは面接試験の合否を決める上で重要な要素ではありません。つまり、盛り上がりという要素は合格の絶対条件でも必須条件でもないのです。

例えば、3人の面接官がいた場合、「優しい感じ」「普通」「厳しい感じ」の役割を持つことが多いです、意図的に。

この場合、受験者の手応えとしては、優しい感じの面接官は高い評価をしてくれた!、でも、あのちょっと強面の厳しい感じの面接官にはイマイチだったな~、と思いがちです。ところが、実際の採点結果を見ると、優しく見えた面接官が厳しい評価をしていて、厳しく見えた面接官が良い評価をしていたなんてことも起こります。実際には面接官は採点項目や採点基準を共有していますので、同一の受験者に対して極端に意見が割れるということはありません。

ここで言いたいのは、「面接官の態度と評価は一致しない」ということです。同じように、面接で盛り上がっても、厳しめの評価をしていることもあれば、逆にお葬式のような面接であっても高い評価をされているということもあり得るということです。

面接官は本質を見ている

面接官は短時間で受験者を総合的に評価しなければならない、本当に大変な仕事なのです。ですから、本質的な部分をしっかりと見ています。そう考えると、細かい質問や圧迫系の質問があったときには、場の雰囲気は盛り上がりませんが、面接官も当確上で真剣に見極めているのかも知れません。

雰囲気が良いから合格、雰囲気が悪かったから不合格という単純なものではない、面接試験はお互いの真剣勝負なのです。

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