社会人は学生に比べて不利でしょうか?

公務員試験と言えば、就職試験として学生(新規学卒)が挑戦するという考え方が従来までは一般的でした。

しかし、現実的には社会人経験者(第二新卒)の受験者は想像以上に多く、実際にたくさんの合格者も存在します。

自治体の中には、社会人枠(特別選考)などを取り入れているところも近年では増えており、民間企業経験者に広く門戸を開いています。公務員の世界でも柔軟な発想を持つ民間企業経験者は必要とされていると考えて良いでしょう。

その意味で、社会人だから不利ということは特にありません。大切なのは、社会人としての経験をどのように訴求(伝える)するのか、それが全てです。

学生との違いを明確にして社会人としての「経験」を活かす

公務員試験では比較的「若い人材」を優遇する傾向にありました。それは、若い人材であれば長い期間にわたって貢献してくれるという考え方に基づいています。

一方、社会人経験者には、「社会を経験している」という学生にはない「強みや特徴」があります。その強みや特徴を面接官にしっかりと伝えることが面接対策としては重要になります。

社会に出ているのに、考え方が学生と同じでは社会人としての経験が薄いと言わざるを得ません。これでは、若い学生の方を魅力的に感じさせてしまうという可能性もあります。

一方で、学生にはない「経験」およびその経験から得た「成果」をしっかりと訴求することができれば、学生との違いを明確にすることができます。

それは、「能力」といった自分の貢献領域であり、「即戦力」としてのアピールにも繋がるものです。

自分が何を経験してきて、何ができるのか。それらは面接の態度にも、自信や熱意として表現することができるはずです。

社会人の場合には、自分が経験してきたことを、どのように公務員として活かすことができるのか、社会人としてどのような成果を上げてきて、どのような貢献領域を持っているのか、そういった観点をしっかりと整理してください。

そして、それらを具体的にエピソードなどを交えながら面接官に伝えることで、面接官に対して記憶に残る受験生となることができるようになります。

他の受験生との違いを「経験」からアピールすることがポイントになります。

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