面接カードに記入するネタが思い浮かびません
面接カード(面接票、志望動機書、履歴書など)は、面接を行ううえでその受験者を判断するうえで最も基本的な拠り所となるものです。
面接カードによって面接試験が進められるという前提がありますので、面接試験における位置付けはたいへん大きなものとなっています。
一方で、最近の面接カードは記入項目がやや抽象的であったり、何を聞きたいのか分かりにくいというものも増えています。しかし、それらの多くはあなたの過去を問うもの。
面接官はあなたの志望動機(未来)だけではなく、あなたの経験(過去)もしっかりと見た上で、選考の判断を行ないたいという意図があります。
ネタは思い出して、整理して、作る
面接カードに記入するネタは3つしかありません。
それは、簡単に言えば「過去」「現在」「未来」という時間軸で考えることができます。
例えば、
- 最も力を入れたこと
- プレッシャーに感じたこと
- 今までで一番辛かったこと、楽しかったこと、など
これらは、あなたの「過去」のことを問うものです。
また、
- 最近、関心を持ったこと
- 趣味や特技
- 休日の過ごし方、など
以上のものは、あなたの「現在」に関係するものです。
最後に残るのが、
- 志望動機
- 理想の公務員像、など
は、あなたが「未来」についてどのように考えているのかということを問うています。
面接カードの記入項目は、時間軸で考えれば上記の3つの観点で切り分けをすることができます。
ネタをどのように考えれば良いかというと、まずは「過去」を思い出すことからはじめます。自分の学生時代、社会人経験からエピソードを踏まえてネタを拾い出す。この際には、深く考えずに「数多く」出すことがポイントです。
その上で、現在の状況を整理し、未来の姿を考えていく。
つまり、流れとしては「思い出す」ことをしてから、「整理」して、「考える」というプロセスが最も関連性の高い面接カードを作り出すプロセスになるということです。
まずはあまり難しく考えずに過去を思い出すことから始めてください。
- (1) 面接カードの事前提出
- (2) 面接試験の服装
- (3) 質問に対する回答暗記
- (4) 面接が苦手で大嫌い
- (5) 面接試験で極度に緊張
- (6) 成果が実感できない
- (7) 面接官で合否が変わる?
- (8) 社会人は学生より不利?
- (9) 記入するネタがない
- (10) 昨年不合格でトラウマ
- (11) スムーズに話せない
- (12) 沈黙が怖くて焦る
- (13) 覚えていない質問の対応
- (14) 面接試験は運で決まる
- (15) 自己主張が不得意
- (16) 志望動機が思いつかず
- (17) 本番で質問内容がよく聞き取れなかった時はどうする?>
- (18) 試験の併願先は正直に言うべきでしょうか
- (19) 面接の際にジェスチャーって必要ですか
- (20) 控え室での待機中、寝てたり話してたりして良いの
- (21) パニック!面接中に頭が真っ白になった場合どうする?
- (22) 二次面接と三次面接って個別面接でも評価項目とかが違うの?
- (23) 本番の面接で机が置かれている場合の対応について
- (24) 「最後に言いたいことはありますか」ってどうすれば?
- (25) 面接試験の順序って早い遅いで有利不利はあるんでしょうか
- (26) 面接官と盛り上がったのに不合格って何かの間違いでは…
- (27) 面接時間の長さは合否に影響するのでしょうか
- (28) 「何か質問はありますか」は何を聞けば良いの?
- (29) 面接時の姿勢(視線)はどうするのが良いのでしょうか
- (30) 第二志望のところで志望順位を聞かれた場合にはどうする
- (31) 筆記試験は合格するのに面接試験でいつも落ちるのは?
公務員面接試験一発合格講座
当サイトで鉄板人気を誇る面接マニュアル。志望動機の作成から実際の面接対策までを網羅。DVDによる動画講義付きで、自宅で面接対策を行うことができる。
- テキスト冊子・DVD(4講座)
→面接官が語る特別対談レポート「試験の裏側」限定配布中